なぜ肩と腰は痛みやすいのか? ~3つの球体で考える姿勢の秘密~

肩コリや腰痛で悩む人はとても多いですよね。
どうしてこの2つは、特に痛みやすいのでしょうか?体の仕組みをシンプルに考えてみると、その理由が見えてきます。


身体を3つの球体に分けてみる

まず、身体を「頭」「胸」「お腹」の3つの球体に分けて考えてみましょう。

手足は一旦置いておきます。

  • 頭 … 脳を守る空間で、自由に動かせる部分。
  • 胸 … 肋骨に囲まれた空間で、主に回旋の動きを担う。
  • お腹 … 内臓が詰まった空間で、体を屈げたり反る動きを担う。

この3つの球体は、それぞれが独立して“転がるように”動ける構造をしています。


球体の重心がズレると…

良い姿勢とは、この3つの球体が縦にきれいに重なっている状態です。

ところが、どれか一つでも重心がずれると、上と下の球体をつなぐ部分――つまり肩と腰――がそのバランスを必死に支えることになります。

その結果、肩や腰には大きな負担がかかり、痛みが出やすくなるのです。


姿勢は鏡では分かりにくい

「じゃあ、鏡でチェックすればいいのでは?」と思うかもしれません。

でも、実際には大きく崩れていなければ、見た目だけでは分かりにくいものです。

だからこそ、姿勢を評価できる専門家の視点が役立ちます。


理学療法士は“姿勢の専門家”

理学療法士は、国家資格を持ち、身体の構造と機能を専門に学んできた存在です。

「肩」や「腰」の不調を、姿勢の観点から分かりやすく紐解きます。

肩コリや腰痛でお悩みの方、ぜひ一度、姿勢からご自身の身体を見直してみませんか?

三島市の整体・鍼院『青竹-Aotake-total body care』でお待ちしております。

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