手で触れるということ
「手あて」という言葉があります。
“看護師”の「看」にも“手”が使われているように、昔から手で触れることは医療の原点にありました。
けれども、今、医療やリハビリの現場では、機械や道具を使う場面が増えています。もちろん、それらも大切な技術です。
でも、私はどうしても「手で触れる」という行為の価値を忘れたくないのです。
人の体は、とても繊細な構造をしています。皮膚のすぐ下にある筋膜や、もう少し深い場所にある関節包…。わずか1ミリ単位の違いで、体の反応はまるで変わります。
その微妙な違いを感じ取るのが“手”です。
体の声を聴く
私はそれを「体の声を聴く」と表現しています。温度、湿度、硬さ、張り、艶——
体は言葉を持たない代わりに、これらを通して「今の状態」を教えてくれます。
理学療法士として臨床を続ける中で、「本当にこんな小さな刺激で変わるの?」と思うことが何度もありました。
でも、あるんです。
体が本当に求めている刺激を、ピタリと捉えられたとき。その瞬間、体がふっとほどけるような、信じられない変化を見せてくれます。
これまでに感じたことがない特別な感覚
「こんなに丁寧に体を見てもらったのは初めて」 「すごく特別な時間だった」
そんな声を、これまで多くの患者さんから頂いてきました。
だから私は、これからも「手で触れること」を中心にしていきます。
それは単に筋肉や関節を整えるためだけでなく、“体の声を聴く”ための、何よりも大切な手段だからです。
あなたの肩こりや腰の重さも、きっと何かを訴えているはずです。
その声を、どうか聴かせてください。
きっと他では味わえないような、特別な感覚に出会えるはずです。
『青竹-Aotake-total body care 整体院・鍼院』は、そんな施術院を目指しています。



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