院長の想い

これまでの歩みと誇り

私はこれまで理学療法士・鍼灸師として、臨床の現場で患者さんと向き合うなかで、多くの方との出会いがありました。その中でいただいた、たくさんの感謝の言葉。中には、施術が生きる希望につながり涙を流してくださる患者さんもいらっしゃいました。その一つ一つの出会いは、今の私の誇りでもあり、原点にもなっています。

更なる高みを目指して、自分の技術を磨いていきたい一心で、多くの医学書を読み込み、その中で出会った、私の尊敬するカナダのDiane LeeやアメリカのThomas Myersから直にご指導いただくこともできました。

しかし、医療の現場において私にできることには限界を感じることもありました。

『人の体が本当に求めている施術とはどんな施術なのかを追求したい』

私にしかできない技術とはなにか。ただその場の痛みをとるための施術ではなく、『体の芯からの気持ちの良さを感じていだだく中で、ご自身の体の要求に気づき、自ら回復させようとする力を引き出す』こと。このことを、より多くの方に体験していただきたい。

毎日を頑張る一人ひとりのそばにある医学。

そんな思いを込めて、青竹-aotake-total body care を開院しました。

未来へのもう一つの想い

もう一つ、大切な想いがあります。

それは『同じ志をもつセラピストを育成できる環境を作ること』です。

この施術院を、技術と知識を継承する場にしたい――。

そう思うようになったのには、理由があります。

『正しく学べる場を作りたい』

人を癒したいと願って施術を行っている方々のなかには、実は資格や知識のない方も多くいらっしゃいます。人の体は複雑で、ただ痛みのある部分を触れるだけでは解決できないことだらけです。自分の体を大切にしたいという思いで施術院を訪れる方にとって、ただ気持ちが良いだけの施術の提供をするだけで良いのでしょうか。

私自身、人の体の繊細さ、様々な順応性、奥深さを日々勉強する中で、医学を学ぶことの難しさを感じています。

だからこそ、「本当に人の身体を任せてもらうには、正しい学びが必要だ」と強く思うのです。

学ぶことが難しい分野だからこそ、正しく、一緒に楽しく学べる場所をつくりたい。そして

理解することによって、自信をもって施術を行えるセラピストを育てていきたい。私はそんな夢をもっています。

医学とは、正しい知識と確かな技術が提供されることで、人の人生を豊かにする支援ができる学問だと、私は確信しています。

青竹-aotake-total body careが、訪れてくださる方々にとって、癒しの場・ご自身の体と向き合う場・そして、学びの場となれることを願っています。

代表 植松雅敏