施術について
院長の考え方
青竹整体術01|後方から肩に触れる
コラム”青竹整体術”とは?
このコラムでは、青竹が提供している施術の様子や思想を、少しずつシリーズ化して紹介していけたらと思っています。
私が、何を感じ、どんなことを考えているのか。
もしかしたら、ちょっと専門的だったり、抽象的だったりするかもしれません。
でも、もし、ご一読後に少しでも興味をもっていただけたら、是非ご来院ください。
きっと、言葉では伝えきれない、新しい世界が待っているはずです。
そして、人に触れるお仕事をされている方なら、一緒に学び合いましょう!
青竹はたくさんの方々と、知識や技術の共有ができるようになることを願っています。
そんな最初の1ページ。施術を受ける方に最初に触れる瞬間の想いを言葉にしてみました。
施術を受ける方とのファーストコンタクト
施術を受ける方の後ろから、そっと肩に触れることから青竹の施術は始まります。
手のひら全体で、静かに。
相手を感じる時間。相手に感じてもらう時間。
まるで、水面に触れるような感触。波紋をつくってはいけない。水の方から手に吸い付くような感覚を大切にします。
触れるだけ
少しだけ、そのまま。何もしません。
手の中には、広頚筋や僧帽筋、鎖骨上窩が納まっています。
でも、いまは筋肉を感じるというよりも“相手を感じる”時間。
こんなふうに感じられるかもしれない
張り詰めるような緊張感。呼吸は速く、肩が上下に動いている。汗ばんだ皮膚は熱をもっているかもしれない。そんなときは、興奮している可能性があるから、少し時間をかけて、いつもよりゆったりとした施術をしよう。少し、会話をするように相手に語りかけるのも良いかもしれない。
内側から膨れ上がるような感触。手が押し返えされるような硬さ。どことなく大きく見える肩。そんなときは、筋肉が浮腫んでいるのかもしれない。運動や生活による負荷が、筋を硬くし、血行不良を可能性があるのなら、マッサージのような刺激で血行を良くする必要があるのかもしれない。
逆に、少し空気の抜けた風船に触れるような感触のときもある。緊張感がなく、呼吸のリズムも伝わってこない。冷たさを感じる皮膚。そんなときは、身体は弱っているのかもしれないから、強い刺激を避けたほうが良いかもしれない。強い刺激は、相手の体力を奪ってしまう。だから、相手からの反応が弱いと感じるときは、できるだけやさしく接するように心がける。もしかしたら、その日は、短い時間で施術を切り上げた方が良いかもしれない。
”触れること”は”触れられること”
他にも、相手は私の刺激を真剣に受け入れようとしているだろうか。施術よりも会話を楽しもうとしているだろうか。藁をも掴む思いだろうか。
もしかしたら、相手は注意深く、疑い深く、こちらの様子を観察しようとしているかもしれない。触れることは、同時に触れられているのだから。
だから、私自身が落ち着いていなければいけない。これがなかなか難しい…。
施術の流れを決める大切な数秒間
この時間は、これから始まる施術全体の強さや流れを考える、ほんの数秒間。
でも、それがすごく大切な時間なんです。
